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胃バリウム検査 注意事項
安全に検査を受けていただくために
1. 食事・お薬について
- 食事・お薬についてはこちらをご覧ください。
- 薬の服用などについて不安のある方は、かかりつけ医にご相談してください。
2. 検査中の注意点
- はじめに、発泡剤(お腹の中で空気になる薬)とバリウムを飲んでいただきます。検査終了までゲップは我慢してください。
- 胃粘膜にバリウムを付着させるため、撮影台の上で体を左右に動かしたり回転したり、頭部側を下げるなどの体位があります。胃がんの早期発見には良い胃X線写真を撮ることが不可欠です。ご協力をお願いします。
3. 下記対象者は、胃バリウム検査は受けれません。
- 妊娠中または妊娠の可能性のある方
- バリウム製剤に対し、過敏症(蕁麻疹など)の既往のある方
- 過去2か月以内に大腸ポリープを切除された方
- 過去1年以内にお腹の手術(腹腔鏡も含む)や整形外科の手術を受けた方
- 腸閉塞の既往のある方
- 腎臓病(人工透析)などで水分の制限を受けている方
- 過去1年以内に心筋梗塞や脳梗塞などの疾患を発症したことのある方
- ペースメーカーおよびICD(埋め込み型除細動器)のある方
- バリウムのコップをご自分で持ってお飲みになれない方
- 自力で立位を保持することや撮影台の手すりを自分でつかむことが困難な方
- 技師の指示に従ってスムーズに動くことが困難な方
- 体重が135Kg以上の方
- 日本語が理解できない方
- 3日以上排便のない方
その他の注意事項
- 胃を手術した方は、胃バリウム検査には適しません。胃カメラをおすすめします。
- 胃・十二指腸の治療中または経過観察中の方は、かかりつけ医で受診してください。
- 当日の体調や問診により、胃バリウム検査を受けられない場合があります。
4. 検査後
- 検査終了後なるべく早く、お渡しした下剤をお飲みください。
- 検査後は水分を普段より多めにとり、アルコールは控えてください。
- バリウムがお腹の中で固まる可能性あるので、早めの排便をお願いします。
- 便秘傾向の方は、下剤を多くお渡しします。お申し出ください。